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君と僕。

第8章 君と僕と出張

「ダメだよ、蓮君はもっと裏筋をなぞるみたいに指先で引っ掻かないと」

「ぁえ!?」

「蓮君のえーっち」

「なっな...いつから!?」

「部屋から出てきて名前呼んだとこ。乳首擦って俺の袖の匂い嗅いで興奮してるところから、腰振ってズボンの上からチンコ擦ってるとこまでぜーんぶ見てた」

恥ずかしさで顔どころか全身が真っ赤に染まる。
冷や汗なのか何なのか分からない汗が止まらず、なのに僕の肉棒は萎えることをしない。

「はい、選手交代」

「ぁ、え、ちょっ!?」

「抱き潰してあげる」

「えっ!?えぇあっ」

抱き抱えられるままソファに押し倒され、いつもよりずっとしつこく責められた。

乳首も後ろも、前も、口でさえも。

感じすぎてアホになりそうなほど、時雨さんを感じて。

ふ、と意識が飛びそうになった時。

あぁ、この人と1週間も離れてしまったら、僕はどうなるのだろうと思った。

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