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カラダからはじまった愛は

第3章 憧れ

 「 なんて呼ぼうか 」

何度めかの夜 ふいに彼がそう口にした。

「 瑠衣… 」

「 …哲さん 」

 急にふたりの距離が縮まった気がした。

 「 瑠衣…あいしてる 」


 心が震えた


 ずっと言いたかった…
でも 言っちゃいけない って抑えていた

 「…あいしてる…哲さん

    愛してる… 」

 心もカラダもひとつになって

 いつまでもいつまでも 愛し合っていたかった

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