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カラダからはじまった愛は

第4章 告白

 高速バスの乗り場に近いそのホテルは、そのうち行ってみたいね、なんて話しをしていたところだった。瑠衣の帰る時間まで1時間ほどしかなかった。

 いつものように服を脱ぎ、キャミソール姿になった瑠衣は甘えるように哲にキスをした。唇と舌と絡み合う、ながくてやさしいキス…。哲が瑠衣のブラのホックをはずす、瑠衣はそれに応えるようにキャミソールの肩紐をずらしていった。哲の右手が瑠衣の敏感なところをなでていった。思わず瑠衣は声をもらし、哲の頬と背中に手を回しぎゅっと強く抱きしめた。

 …哲さん…

 ありがとう

 本当に 愛してる…


 …これで 終わりにしよう…

 もう… 


 瑠衣は いつもよりも感じようとしていた。

 哲の全てを 覚えておきたかった…。

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