カラダからはじまった愛は
第7章 運命が動き出す時
夕方6時すぎ、松茸が入ったとの連絡をもらい、夫に連れられて食事にでかけた。瑠衣は夫と外に飲みに行くのが嫌いだった。必要以上に贅沢をするのが嫌だったし、お酒が入って喧嘩になることもあった。
夫は店の主人と話ながら気分よく飲んでいた。
瑠衣は代行の送り出しがあるからと、8時半に家に帰った。夫はあと2件ほど寄って帰ると言っていた。9時になり、絵里が訪れた。
少しお酒の入った瑠衣は、
すぐに絵里に話をきりだした。
「 母ちゃん、大内と離婚するから!」
「 はぁー! まじっ!」
今日、司法書士事務所に相談に行ったこと、夫が絵里に対してひどいことをした上に、自分にもそれを強いていること、多額の借金をさせられていること。
絵里は薄々は気付いていたけど、母ちゃんが自分でそう決めれてよかった、応援する、と言ってくれた。
心が軽くなった。
どう踏み出せば上手くいくか、なんてことはわからなかったけれど、勇気をもって踏み出したそこに、
応援する
と言ってくれた娘がいてくれたことが、
とても嬉しくて、ありがたかった。
夫は店の主人と話ながら気分よく飲んでいた。
瑠衣は代行の送り出しがあるからと、8時半に家に帰った。夫はあと2件ほど寄って帰ると言っていた。9時になり、絵里が訪れた。
少しお酒の入った瑠衣は、
すぐに絵里に話をきりだした。
「 母ちゃん、大内と離婚するから!」
「 はぁー! まじっ!」
今日、司法書士事務所に相談に行ったこと、夫が絵里に対してひどいことをした上に、自分にもそれを強いていること、多額の借金をさせられていること。
絵里は薄々は気付いていたけど、母ちゃんが自分でそう決めれてよかった、応援する、と言ってくれた。
心が軽くなった。
どう踏み出せば上手くいくか、なんてことはわからなかったけれど、勇気をもって踏み出したそこに、
応援する
と言ってくれた娘がいてくれたことが、
とても嬉しくて、ありがたかった。