カラダからはじまった愛は
第7章 運命が動き出す時
秋田市内まできて、疲れたからと駅前のビジネスホテルに入った。夫はすぐに横になった。眠ったのかと思い瑠衣が携帯を手にすると、その物音で夫は横になりながら、
「わりぃこと、すんなよ!」と言ってくる。
まだ瑠衣を疑っていた。
夕食になり、ホテルの1階の郷土料理の店に入った。いつまでも、ムッツリしてるつもりはない、また前のような仲のいい夫婦に戻ろう、そう言って以前秋田に来たときの想い出や、いろんな旅先での想い出を話だした。
瑠衣は、そうだね、と言ってニコニコと話を聞いていた。心の中はずっとザワザワとしていた。
「わりぃこと、すんなよ!」と言ってくる。
まだ瑠衣を疑っていた。
夕食になり、ホテルの1階の郷土料理の店に入った。いつまでも、ムッツリしてるつもりはない、また前のような仲のいい夫婦に戻ろう、そう言って以前秋田に来たときの想い出や、いろんな旅先での想い出を話だした。
瑠衣は、そうだね、と言ってニコニコと話を聞いていた。心の中はずっとザワザワとしていた。