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カラダからはじまった愛は

第7章 運命が動き出す時

 翌日、家に残してきた、チワワのチメと十三が心配だから、と夜中の3時にホテルをチェックアウトして福島に急いだ。
    
 帰り道、夫は

 「 もう二度浮気はしません。私が悪かったです。これからは、今まで以上にゆう事をきいて、何をされても文句はいいません。仲良くやっていきます。」

 そう、瑠衣に何度も言わせた。

 まるで…奴隷だな…

 外の風は少しひんやりとし始めて、流れる景色は薄っすらと紅葉が始まっていた。

 「 これからまた、新たな気持で二人でやっていこう。しばらくはネチネチ言うけどな。」

 瑠衣が夫と福島での生活から離れらずにいることを、夫は計算済みだった。

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