テキストサイズ

勝手に運命感じてます

第1章 運命の出会い?



「先ぱ~い」


 ……視聴覚室にもいない。


「先ぱ~い」


 ……食堂にもいない。


「先ぱ~い」

「うおっ! 女子が入ってきたぞっ!」


 ……男子トイレにもいない。


「先輩」


 ロッカーの中にも、


「先輩」


 下駄箱の中にも、


「先ぱ~い」


 ゴミ箱の中にもいない。


「はぁ~あ……。凛ちゃんの言うとおり、もう帰っちゃったのかなぁ~」


 会いたかったなぁ……先輩。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ