勝手に運命感じてます
第1章 運命の出会い?
「……おうおうおう。てめぇ、何しやがるんだぁ? あぁ?」
お……おうおうおう。怒ってます怒ってますぅ~。あぁ~、怖いぃ〜……。
「あ、あわ、あわわ……その、すみません。つい、春の陽気でウカれてしまいまして~」
「そ、そうなんですっ。ていうかこのコ、春じゃなくても一年通してウカれてるんですけどね~。アハ、アハハッ……」
凛ちゃ~ん。それ、ナイスフォローになってないから~!
「女子高生だからって、何しても許されると思ってんじゃねぇぞ! コノヤロォーッ!」
「ギャーッ!」
お兄さんがうちらに向かって、足を振り回してきたー!
あぁ……これにて、私の(ついでに凛ちゃんの)高校生活、ゼロ日でエンドー!