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僕らの青春は始まったばかり

第6章 すれ違い

西門に行くともう見間先生がいた

なんて言おうか迷った挙句普通に

「ごめんなさい、待たせました?」

と言う

見間先生は、僕を見ると、嬉しそうに、
「いえいえ」
と笑った

見間先生は白くてふわっとしたワンピースを着ている
いつも職員室で見かける見間先生とは少し違う雰囲気にくすぐったい違和感を覚える

「綺麗ですね、」
僕は見たままの感想を言った

見間先生は少し驚いてから、嬉しそうに
「ありがとうございます」
と言った

「あ、入りましょうか、」
と見間先生がいい、僕達は遊園地のゲートへと向かった

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