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僕らの青春は始まったばかり

第6章 すれ違い

そのあとも僕達はたくさんの遊具に乗ったりしあっという間に閉園の時間になった

「今日は、楽しかったですありがとうございました」

僕は、そう言って、ぺこりとお辞儀する

「いえ、こちらこそ、また誘ってもいいですか?」

見間先生は、少し遠慮がちに言う

「僕でよければいつでも構わないですよ」

僕はそう言って、笑った
すると見間先生も安心したかのように笑う

見間先生となら今度また遊びに行ってもいいかな、なんて僕は思った


「今日は何で来てるんですか?」
見間先生にそう言われて、僕は「車です」と答える
「見間先生は?」
と、一応僕が聞くと、「私は電車で、」と答えられた

送ってった方がいいのかな、、?なんて思うけど、やっぱり伊坂を裏切る(?)訳には行かない

でも、そうですか、だけで話を終わらすと何となく後味が悪い気がする
僕は、ほんの少し迷ってから、送っていきましょうか?と言うことを決めた

そして、言おうとした瞬間、、、







声が出なくなった

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