テキストサイズ

僕らの青春は始まったばかり

第7章 誤解

「離して!そういうのは他の人にしてよ!」
僕は半泣きの状態で言う

何がしたいのか分からない
伊坂も、自分も

もう動画を晒されてもいい

もう、どうでもいいんだ

「先生、ごめん」

伊坂はそう言って僕を抱きしめた
僕より少し身長の高い伊坂はすごく暖かかった

「真桜奈とは、そういう関係じゃないし、そもそも真桜奈は俺が男が好きだってこと知ってる」

「でも、じゃあなんで一緒に遊園地とか?、、家泊まったりしたんでしょ?」

伊坂は軽く笑って言う

「真桜奈は唯太が好きなんだ」

「唯太、、?」

それでようやく気づく

同じクラスのあの子か、、、

「遊園地も唯太と心」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ