テキストサイズ

僕らの青春は始まったばかり

第1章 発見

「あれ?伊坂ですよね?それとも違う人ですか?」

ここは、正直に言うべきか、、

いや、待て、なんで伊坂のこと?
ってか、どういうこと?

春田先生の口から伊坂の話が出てきたから、少し気になって、

「伊坂の事ですけど、、、」

と言ってみた

普段あんまり生徒に興味を持っていなさそうな春田先生だから、なんて言うか、、変な感じだ

「やっぱり、あいつ、いつも授業中どっか行ってるんですよね、」

サボりってことか、、、
でも、僕の授業をサボったなんてことは1度もない、、
なんて、今はそんなことどうでもいい、
春田先生の話を聞かなきゃ、、

僕は適当に

「大変ですよね、」
と、言う

「この前校舎を散歩してたら、伊坂が、いて、呼び止めようとしたら、理科室に入ってったんですよ」

?!

「こ、、この前っていつの話ですか?」

「確か、、、先週の火曜日?と、先々週の火曜日の時も、、、」

「火曜日!」

心臓が飛び跳ねそうだ、、、

僕が1人でしているときではないか、、、

ストーリーメニュー

TOPTOPへ