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ご褒美はキスで〜妖精お嬢様と執事達の禁断の日々っ♡〜

第1章 初めての💖

「さあ。ではお嬢様。あーん?」

玲音さんの差し出したスプーンに口を開けると、さっ。玲音さん、スプーンを引っ込めてしまいました。はぅぅ。

「ひっ酷いですぅ」

「失礼。お嬢様が余りに愛らしいので、ついからかってしまいたくなりました」

つい。あたしの涙を拭うと、ペロリ。玲音さん、美味しそうに舌で舐め取ります。

「やはり美味ですね…柔らかで甘く…そして…何よりも円やかです」

「もっもぉっからかってばかりでっ!あたし、寝ますっ!」

ポスンと布団に潜り込むと。

「申し訳ありません、お嬢様。ほら、玲音。謝りなさい」

久遠の声が聞こえて来ました。

「えと…ごめんなさい。やりすぎました…お嬢様」

玲音さんが布団の上からそっと、言いました。

「お詫びに添い寝致します」

って、ええええ?

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