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そして愛へ

第1章 そして愛へ

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 しばらく、乳首を舐めてくれたりわたしのあそこを撫でてくれていました進さんが、優しく抱いてくれました。そして、キスをしてくれまして、
 「パンティを脱がしていいですか?」
 「…はい」
 進さんがパンティを脱がしてくれるとき、わたし、そっと腰を浮かすようにしました。そうしないと、パンティを脱がしにくいのです。
 とうとう全裸になりました。進さんも、パンツを脱ぎました。全裸のわたしを、全裸の進さんに抱いてもらっているのです。進さんが、毛布をとりました。ベッドでなにもかけずに、全裸で抱きあっているんです。
 わたし、ほんとにセックスをするんだわと、あらためて思いました。でも、嫌とは思いませんでした。進さんが、優しいからです。全裸になったことで、おおげさに言えば覚悟ができたということかもしれません。恥ずかしいとは、思いましたが。
 進さんが首すじからお腹、お臍を舐めてくれました。恥毛も、優しく優しく舐めてくれるのです。舐めてくれたあと、恥毛に頬ずりをしてくれました。恥ずかしい。でも嬉しかった。進さんの優しさが、恥毛への頬ずりにあらわれていると思いました。
 進さんが、足のあいだにからだを入れまして、足を舐めてくれました。右足の腿から、膝、ふくらはぎ、そして足の指の一本ずつを舐めてくれるのです。足の指を舐めてもらうのが、こんなに気持ちいいとは思いませんでした。進さんは、わたしが気持ちよくなるように、ほんとにいろいろしてくれるのだなと思いました。
 進さんは、両方の足の指を舐めてくれたあと、左足のふくらはぎ、膝、腿と舐めてくれました。そして、わたしのあそこの近くを舐めてくれるのです。わたし、進さんに、あそこを見られていると思うと、恥ずかしくて両足をすぼめようとしました。でも、進さんのからだがあるので、すぼめることができません。
 進さんが、あそこも舐めてくれるんじゃないかと思って恥ずかしくなったのですが、進さんは、あそこの近くを舐めてくれるだけです。左がわ右がわと、くりかえしくりかえし舐めてくれます。進さんがあそこのすぐ近くを舐めてくれるのが、とっても気持ちいいんです。

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