
そして愛へ
第1章 そして愛へ
22
きょうは、十一月一日の日曜日です。
きょうは、二回目のセックスをする日です。
朝食のとき、進さんが、土曜日のほうがよかったんじゃないですかと聞いてきました。あした大学に行けば、三日は祝日ですので、きょうでいいですよと言いました。進さんが、そうか祝日かと言うんです。なんか、浮世離れしている人みたいで、わたしクスッと笑いました。
夜、お風呂からあがりまして、リビングに行きましたら、進さんが、抹茶を飲みませんかと言いました。抹茶を飲むのは二回か三回目ですと言いましたら、進さんも、茶道の作法は知らないけど美味しいので飲んでいますと言うのです。ますます、自分の思ったとおりに生きている方なんだなと思いました。
抹茶は苦いものと思っていましたが、進さんの点ててくれた抹茶はそんなに苦くなくて、美味しかったです。わたしがそう言いますと、作法は知らないけど、親の敵みたいに茶筅をまわすので、空気にいっぱい触れるから苦みがおさえられるのでしょうねと言いました。わたし、笑っちゃいました。
進さんと、寝室に行きました。進さんは、きょうも、ヘッドコーナーからコンドームを出しました。わたし、口には出しませんでしたが、進さんありがとうございますと、胸の内で言っていました。
進さんが、
「パジャマもパンティも、脱がしていい?」
「はじめからは、恥ずかしいです」
「恥ずかしいね。ごめんね」
「でも、いいです」
「いいの?」
「二度も、言わせないでください」
「そうか、ごめん」
進さんが、わたしのパジャマとパンティを脱がしてくれました。進さんも、裸になりました。わたしを優しく抱いてくれまして、
「きょうは、裸で抱きあう気持ちよさを感じてもらえると思 います」
「はい」
「かおりさん。もっとくっついて」
「恥ずかしい」
「おいで」
と言って、わたしを包みこむように抱いてくれました。
きょうは、十一月一日の日曜日です。
きょうは、二回目のセックスをする日です。
朝食のとき、進さんが、土曜日のほうがよかったんじゃないですかと聞いてきました。あした大学に行けば、三日は祝日ですので、きょうでいいですよと言いました。進さんが、そうか祝日かと言うんです。なんか、浮世離れしている人みたいで、わたしクスッと笑いました。
夜、お風呂からあがりまして、リビングに行きましたら、進さんが、抹茶を飲みませんかと言いました。抹茶を飲むのは二回か三回目ですと言いましたら、進さんも、茶道の作法は知らないけど美味しいので飲んでいますと言うのです。ますます、自分の思ったとおりに生きている方なんだなと思いました。
抹茶は苦いものと思っていましたが、進さんの点ててくれた抹茶はそんなに苦くなくて、美味しかったです。わたしがそう言いますと、作法は知らないけど、親の敵みたいに茶筅をまわすので、空気にいっぱい触れるから苦みがおさえられるのでしょうねと言いました。わたし、笑っちゃいました。
進さんと、寝室に行きました。進さんは、きょうも、ヘッドコーナーからコンドームを出しました。わたし、口には出しませんでしたが、進さんありがとうございますと、胸の内で言っていました。
進さんが、
「パジャマもパンティも、脱がしていい?」
「はじめからは、恥ずかしいです」
「恥ずかしいね。ごめんね」
「でも、いいです」
「いいの?」
「二度も、言わせないでください」
「そうか、ごめん」
進さんが、わたしのパジャマとパンティを脱がしてくれました。進さんも、裸になりました。わたしを優しく抱いてくれまして、
「きょうは、裸で抱きあう気持ちよさを感じてもらえると思 います」
「はい」
「かおりさん。もっとくっついて」
「恥ずかしい」
「おいで」
と言って、わたしを包みこむように抱いてくれました。
