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そして愛へ

第1章 そして愛へ

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 お昼ご飯のあと、アドベンチャーワールドに行きました。白浜温泉の旅館には、夕方に着きました。離れ家の落ち着いたいいお部屋でした。夕食に新鮮な魚料理がたくさんでました。進さんが特別注文をしてくれました、アワビの刺身とステーキが美味しかったです。
 この離れ家には温泉の露天風呂があって、わたしは三回も入り朝も入りました。もしかして、進さんがいっしょに入りませんかと言うかもしれないと思ったのですが、言いませんでした。わたしが、恥ずかしがるからと思ったのでしょう。まだ、進さんといっしょにお風呂には入れません。でも、考えてみたらおかしいのです。お風呂にいっしょに入るのは恥ずかしいのに、セックスはするのですから。
 「かおりさん。どうして、そっちの布団に入るの?」
 「えーっ、だって」
 「こっちにおいでよ」
 「恥ずかしい」
 「じゃあ、私が、そっちにいくね」
 進さんが入りやすいように、上布団を持ちあげました。
 この夜のセックスは、とっても気持ちよくなりました。風邪をひいたときの進さんの優しい看病がとっても嬉しかったですし、旅行につれてきてもらったのを嬉しいと思っていますので、わたしの心がすこし進さんに近づいたのかもしれません。
 からだ中を舐めてもらうときや、あそこを舐めてもらうときまでは、それまでと同じような気持ちよさでした。でも、クリトリスを舐めてもらいましたら気持ちよくて気持ちよくてたまらなくなりまして、泣いてしまいました、
 進さんがわたしのあそこを舐めてくれたあと、クリトリスを舐めてくれはじめたとき、あっなんか違うなと思いました。進さんのベッドはマットのような布団に毛布なのですが、旅館の布団はふかふかです。上布団はかけずにふかふかの敷布団のうえで、全裸で足をひろげて進さんにクリトリスを舐めてもらっているのが、とってもエッチな感じです。
 離れ家ですのでほかのお客さんに聞こえるはずはありませんが、もし聞こえたら恥ずかしいので声を出しちゃいけないと思っているのに、クリトリスを舐めてもらうのが気持ちよくて、我慢できずにうめくような声を出してしまうんです。
 それらが合わさって、気持ちよくて気持ちよくてたまらなくなりまして、どうしていいかわからなくなって、なにかがせきあげてくる感じで泣きだしてしまったのです。

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