そして愛へ
第1章 そして愛へ
4
きょうは、試し期間の一ヶ月目ですので、わたし決めましたと進さんに話しました。
「進さん。卒業までいっしょに暮らします」
「嬉しいな。かおりさん、ありがとう」
「よろしくお願いします」
「私こそ、よろしくお願いします。セックスのことも、いいんですね」
「はい。わたし、進さんと、セックスをしてもいいと思うことができましたので決めました。
この一ヶ月、進さんといっしょ暮らしているあいだ、楽しくて快適な毎日でした。進さんがとっても優しいのもよくわかりました。
こんなに優しい人なら、優しくセックスをしてくれると思いました。それで、進さんとセックスをしてもいいと思いました」
「かおりさん。ありがとう」
「それで、いつ、あの…するのでしょうか?」
「うん。かおりさんの安全日にしましょう」
「えっ」
「妊娠する可能性がない日です」
「あっ、その安全日」
「それで、言いにくいかもしれませんが、次の生理がはじまる日を教えてもらえますか」
「進さんが、そこまで考えてくれているんですから、言いにくいということはありません。えっと、次の生理は九日後の十月九日からの予定です」
「生理の時期は安定しているの?」
「はい」
「生理前の十日間が妊娠しにくい時期ですから、これからは生理がはじまる五日前にしましょうか。
でも、土曜日のほうがいいでしょうから、十月は三日にしましょうか。かおりさんは、三日でいいですか?」
「えーっと、はい。いいです。なにも予定はありません」
「よかった。無理なお願いでごめんね」
「いえ。安全日にと言ってくれましたのが、進さんの優しさをあらわしていると思います。わたし、とっても気持ちが楽になりました」
「そう思ってくれると嬉しいです」
きょうは、試し期間の一ヶ月目ですので、わたし決めましたと進さんに話しました。
「進さん。卒業までいっしょに暮らします」
「嬉しいな。かおりさん、ありがとう」
「よろしくお願いします」
「私こそ、よろしくお願いします。セックスのことも、いいんですね」
「はい。わたし、進さんと、セックスをしてもいいと思うことができましたので決めました。
この一ヶ月、進さんといっしょ暮らしているあいだ、楽しくて快適な毎日でした。進さんがとっても優しいのもよくわかりました。
こんなに優しい人なら、優しくセックスをしてくれると思いました。それで、進さんとセックスをしてもいいと思いました」
「かおりさん。ありがとう」
「それで、いつ、あの…するのでしょうか?」
「うん。かおりさんの安全日にしましょう」
「えっ」
「妊娠する可能性がない日です」
「あっ、その安全日」
「それで、言いにくいかもしれませんが、次の生理がはじまる日を教えてもらえますか」
「進さんが、そこまで考えてくれているんですから、言いにくいということはありません。えっと、次の生理は九日後の十月九日からの予定です」
「生理の時期は安定しているの?」
「はい」
「生理前の十日間が妊娠しにくい時期ですから、これからは生理がはじまる五日前にしましょうか。
でも、土曜日のほうがいいでしょうから、十月は三日にしましょうか。かおりさんは、三日でいいですか?」
「えーっと、はい。いいです。なにも予定はありません」
「よかった。無理なお願いでごめんね」
「いえ。安全日にと言ってくれましたのが、進さんの優しさをあらわしていると思います。わたし、とっても気持ちが楽になりました」
「そう思ってくれると嬉しいです」