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そして愛へ

第1章 そして愛へ

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 きょうは、高崎山でたくさんの猿を見たあと、地獄めぐりをしました。湯布院からレンタカーで高崎山に行きまして、別府での地獄めぐりもレンタカーでまわりました。赤い高温の血の池地獄が神秘的でしたし、ソフトボールくらいの泥の泡がブクブクと出ている坊主地獄が面白かったです。地獄の高温のお湯で茹でた卵と、地獄の蒸気で蒸した芋餅や野菜の温サラダで昼食にしました。すこし硫黄の匂いがして、なんだか不思議な味でした。
 レンタカーを返しまして、別府からJRの日豊線で小倉に行きまして、新幹線で大阪に帰りました。進さんの家に帰り着いたのは、午後七時でした。夕食は、お寿司屋さんに行きました。そのあと、二人でいっしょにお風呂に入りまして、はやく寝ることにしました。
 「進さんのベッドで、いっしょに寝ていい?」
 「いいよ。でも、眠れるようだったら、先に眠ろうね」
 「はい」
 わたし、進さんが「先に」と言ってくれたのが嬉しくて、進さんに抱きついて眠りました。
 夜中に目が覚めましたとき、進さんが、優しくわたしを見つめていました。パジャマのボタンをはずして、乳首にそっとキスをしてくれました。わたし、思わず、
 「あぁ」
 と言いました。とっても気持ちよかったんです。目が覚めてすぐに乳首にキスをしてもらったので、嬉しさと恥ずかしさでキュンとなるような気持ちよさだったんです。
 進さんが、わたしのパジャマもパンティも脱がしてくれまして、進さんも裸になりました。そして、わたしのからだ中を、優しく優しく舐めはじめてくれました。気持ちよくて進さんに抱きつきました。
 進さんが、わたしの手を優しくどけて、からだ中を舐め続けてくれるのです。敏感な乳首やあそこではなくても、背中やお尻の丸いところや足の指を舐めてもらうのが、とっても気持ちいいのです。
 進さんが、コンドームを着けて、わたしの足を優しく広げてくれました。あそこを舐めてくれるのだと思いました。

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