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　　　　　　　　　４４


進さんが、終わるねと言ったようでしたが、それもよくわかりません。進さんにしがみついて泣いていましたら、髪を優しく撫でてくれながら、
　「かおりさん。セックスって気持ちいいよね」
　「よすぎます。あんなに叫んで、恥ずかしい」
　「恥ずかしくないよ。とっても可愛かったよ」
　「わたし、何か言っていましたよね」
　「なんにも。気持ちいいとだけ」
　「進さん。ウソがへた」
　「そうかなぁ」
　「うふふ」
　「あっ、元気がもどったね。もういちど愛してほしい？」
　「うん。進さん、愛して」
　進さんが、わたしのあそこの中から、あれを抜きまして、コンドームをあたらしく着けなおしました。進さんのあれがわたしのあそこの中に入ってくれる途中から、気持ちよくて気持ちよくてたまらなくなりまして、すぐに泣きだしまいました。
　進さんは、さっきよりずっとずっと優しく優しくゆっくりゆっくりと、あれでわたしのあそこの中を撫でてくれます。優しく優しくキスもしてくれるのです。
　わたし、なにがなんだかわからなくなるくらい、気持ちよくて気持ちよくてたまらなくなりました。そして、ずっとエクスタシーに達していました。声も出せずに、進さんにしがみついているだけです。
　「かおりさん。もう、私もイクね」
　わたし、頷くだけでした。でも、進さんのあれが、ビクンビクンと跳ねるのはわかりました。進さんは精を出し終わってからも、あれがわたしのあそこの中にいてくれます。そして、わたしを優しく抱いてくれるのです。