テキストサイズ

そして愛へ

第1章 そして愛へ

         50


 進さんが、
 「かおりさん。かおりさん」
 と言いながら、あらためてわたしを優しく抱いてくれました。進さんが、いつもより丁寧にほんとに優しくキスしてくれました。わたしのからだ中を舐めてくれるのも、丁寧に丁寧に優しく優しくゆっくりゆっくりと舐めてくれるのです。わたしが、愛してほしくて早く帰ってきたことや、進さんの精が欲しいと言ったことをそんなに喜んでくれるのかと嬉しくなりました。
 わたしのあそこを舐めるのも、優しく優しくいつもよりずっとずっと長く長く舐めてくれました。クリトリスも、優しく優しくやわらかくやわらかく長く長く舐めてくれました。
 わたし、いつもより、ずっとずっと気持ちよくなりました。泣き声も出なくて、ただもうすすり泣いているだけでした。進さんがクリトリスを舐めるのをやめてわたしを抱いてくれましてからも、泣きやむことができませんでした。進さんが、
 「泣きやむのを待たなくて、いい?」
 「うん」
 「かおりさんのあそこに、入りたい」
 「嬉しい。わたし、このまま泣いててもいい?」
 「いいよ。泣いているかおりさんが、とっても愛しいもの」
 「そんなことを言ってもらったら嬉しくて、わたし、泣きや  められない」
 「かおりさんの、気持ちのままにしてくれればいいよ。じゃ  あ、入るね」
 「うん、きて」
 進さんのあれがわたしのあそこの中に入ってくれるときも、いつもより優しく優しくゆっくりゆっくり入ってくれるのです。
 「あぁ、進さんがきてくれている」
 「そうだよ。私がかおりさんの中にいくんだよ」
 「ううん。違うの。嬉しさが違うの」
 「えっ」
 「進さんが、直接きてくれているのがわかるの」
 「そんなに違うの?」
 「ええ。進さんのあれが熱いの」
 「そんなに?」
 「ええ。熱いの。ほんとに熱いの。嬉しい」
 「私も、かおりさんのあそこの中が、温かい」
 「あぁ嬉しい。あぁ。わたし、もう気持ちいいの」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ