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そして愛へ

第1章 そして愛へ

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 進さんは、精をわたしにくれたあと、そのまま抱いていてくれました。わたし、進さんのあれがわたしのあそこの中にいてくれるのが嬉しくて、あれをもっと感じていたいと思いまして、目をつぶって進さんに抱いてもらっていました。
 進さんはしばらく、抱いてくれていましたが、わたしのあそこの中からあれを優しく抜きまして汗を拭いてくれました。あそこもティッシュペーパーで、優しく優しくそっとそっと拭いてくれました。そして、なんと、
 「君を、かおりちゃんと呼びたい。かおりさんを大好きなように、君も大好きだよ」
 と言って、なんどもなんども、わたしのあそこにチュッとキスをしてくれるのです。ううん、かおりちゃんにキスをしてくれるのです。わたし、嬉しかった。ほんとに、嬉しかった。
 「かおりさん。すこし休もうか」
 「はい」
 進さんもわたしも、いっぱい汗をかきましたので、二人とも裸のまま浴室に行きましていっしょにシャワーを浴びました。進さんが、コーヒーを淹れてくれまして、チーズケーキをいっしょに食べました。
 進さんが、わたしの借りている学生アパートを引き払って、進さんの家に本格的に住んだらどうかと言いました。進さんの執筆のための、資料整理をする住み込みのアルバイトと言えば、愛媛のご両親も心配しないんじゃないかと言うのです。
 わたし、そうしますと言いました。アパートを借り続けていたのは両親に心配させないためです。ときどき郵便物を取りに行くだけで、アパートで寝ることはありませんでした。もうそんなに荷物も置いてありませんので、すぐ引っ越しをすることにしました。両親には、電話で話します。進さんが、
 「かおりさん。休めたなら愛したい」
 「嬉しい」
 「かおりさんが、私を好きになってくれたのが嬉しくて、なんどでも愛したい」
 「嬉しい。わたしも、なんども愛してもらいたいです」
 進さんは、優しく優しくさっきよりもずっとずっと長く愛してくれました。わたし、
 「あぁ進さん。進さん。好き。あぁわたし。あぁ好き。もうイッちゃう。イッちゃう。進さん好き。進さん。進さん。あぁ進さん。またイッちゃうよぉ。気持ちいいよぉ」
 と、なんどもなんども言い続けました。そして、エクスタシーに達し続けていました。

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