そして愛へ
第1章 そして愛へ
53
「かおりさん。あげたくなった」
わたし、気持ちよさを感じることに夢中になっていたので返事ができなかったんですが、進さんの精が、かおりちゃんの中にきてくれるのはわかりました。進さんの精がきてくれたのをかおりちゃんが感じると、嬉しくて気持ちよくて進さんにギュッとしがみつきました。そして、
「進さん好き
進さん好き」
と、言い続けました。
進さんは、かおりちゃんの中に入ってくれたまま、わたしを優しく抱いてくれまして、
「かおりさん。ほんとに気持ちよかったみたいだね」
「うん」
「私も、とっても気持ちよかったよ」
「わたし、進さんの精がきてくれるのが、はっきりわかるのが嬉しいの」
「そんなにわかるの?」
「ええ。かおりちゃんが、はっきりわかると言っているわ。かおりちゃんが、進さんの精が温かいのもわかると言っているわ。ほんとに嬉しい」
「そんなに喜んでくれたら、私も嬉しい」
「かおりさん。あげたくなった」
わたし、気持ちよさを感じることに夢中になっていたので返事ができなかったんですが、進さんの精が、かおりちゃんの中にきてくれるのはわかりました。進さんの精がきてくれたのをかおりちゃんが感じると、嬉しくて気持ちよくて進さんにギュッとしがみつきました。そして、
「進さん好き
進さん好き」
と、言い続けました。
進さんは、かおりちゃんの中に入ってくれたまま、わたしを優しく抱いてくれまして、
「かおりさん。ほんとに気持ちよかったみたいだね」
「うん」
「私も、とっても気持ちよかったよ」
「わたし、進さんの精がきてくれるのが、はっきりわかるのが嬉しいの」
「そんなにわかるの?」
「ええ。かおりちゃんが、はっきりわかると言っているわ。かおりちゃんが、進さんの精が温かいのもわかると言っているわ。ほんとに嬉しい」
「そんなに喜んでくれたら、私も嬉しい」