そして愛へ
第1章 そして愛へ
6
二人ともパジャマのままでベッドに横になりまして、毛布をかけました。進さんがわたしを優しく抱いてくれました。わたしは、男性に抱かれるのは初めてです。
進さんは、わたしが緊張しているのがわかるのでしょう、ずいぶん長いあいだわたしを優しく抱いてくれながら、いろいろ話をしてくれました。わたし、なんども笑ってしまって、進さんに抱いてもらっているのを忘れるくらいでした。もしかしてきょうは、はじめての日だから優しく抱いてくれるだけで終わるのかなとも思ったくらいです。
進さんが、そっとキスをしてくれました。わたしは、キスも初めてです。キスは、もっと性的な感じがすると思っていました。でも、進さんのしてくれるキスは、挨拶のような感じです。
わたしが進さんの背中においていた左手をとって、キスをしてくれました。手の甲に、そっとキスをするのです。そして、指を舐めてくれました。指を一本ずつ口に含んで、舐めてくれるのです。左手の指を舐めてくれたあと、右手の指を舐めてくれました。指を舐めてもらうのが、気持ちいいと感じました。
進さんが優しく抱いてくれまして、キスをしてくれました。キスをしながら胸に手を触れました。わたしは、胸を触られるのも初めてです。
「イヤ」
と言って、進さんの手から離れました。
「嫌ならまだ胸をさわりません」
「ううん。嫌じゃないんです。恥ずかしいので、つい言っちゃったんです」
「そうなんですね。では胸を撫でてもいいですか?」
「やっぱり、恥ずかしいです」
「じゃあ、肩から首すじを撫でながら、すこしずつ胸のほうにいきますね。それだと、あまり恥ずかしくないでしょう」
「あの…進さん」
「なんでしょう」
「あのね、進さんの、あの…入るんじゃないんですか?」
「私のあれが?」
「ええ」
「かおりさんのあそこの中に?」
「ええ」
「すぐには入りません」
「えっ」
「もちろん、あとで入らせてもらいますけど。かおりさ んが、私とセックスをしてくれるときは、かおりさんに気持ちよくなってもらいたいのです」
「わたしが気持ちよくですか?」
「はい。かおりさんは、私とセックスをしてもいいと言ってくれました。それが嬉しくて、私はかおりさんを気持ちよくしてあげたいんです」
二人ともパジャマのままでベッドに横になりまして、毛布をかけました。進さんがわたしを優しく抱いてくれました。わたしは、男性に抱かれるのは初めてです。
進さんは、わたしが緊張しているのがわかるのでしょう、ずいぶん長いあいだわたしを優しく抱いてくれながら、いろいろ話をしてくれました。わたし、なんども笑ってしまって、進さんに抱いてもらっているのを忘れるくらいでした。もしかしてきょうは、はじめての日だから優しく抱いてくれるだけで終わるのかなとも思ったくらいです。
進さんが、そっとキスをしてくれました。わたしは、キスも初めてです。キスは、もっと性的な感じがすると思っていました。でも、進さんのしてくれるキスは、挨拶のような感じです。
わたしが進さんの背中においていた左手をとって、キスをしてくれました。手の甲に、そっとキスをするのです。そして、指を舐めてくれました。指を一本ずつ口に含んで、舐めてくれるのです。左手の指を舐めてくれたあと、右手の指を舐めてくれました。指を舐めてもらうのが、気持ちいいと感じました。
進さんが優しく抱いてくれまして、キスをしてくれました。キスをしながら胸に手を触れました。わたしは、胸を触られるのも初めてです。
「イヤ」
と言って、進さんの手から離れました。
「嫌ならまだ胸をさわりません」
「ううん。嫌じゃないんです。恥ずかしいので、つい言っちゃったんです」
「そうなんですね。では胸を撫でてもいいですか?」
「やっぱり、恥ずかしいです」
「じゃあ、肩から首すじを撫でながら、すこしずつ胸のほうにいきますね。それだと、あまり恥ずかしくないでしょう」
「あの…進さん」
「なんでしょう」
「あのね、進さんの、あの…入るんじゃないんですか?」
「私のあれが?」
「ええ」
「かおりさんのあそこの中に?」
「ええ」
「すぐには入りません」
「えっ」
「もちろん、あとで入らせてもらいますけど。かおりさ んが、私とセックスをしてくれるときは、かおりさんに気持ちよくなってもらいたいのです」
「わたしが気持ちよくですか?」
「はい。かおりさんは、私とセックスをしてもいいと言ってくれました。それが嬉しくて、私はかおりさんを気持ちよくしてあげたいんです」