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―短冊に託したプロポーズ―

第1章 ―短冊に託したプロポーズ―




 ……裕一。


 あなたが私に巡り会わせてくれた『天使』が、こうしてそばにいてくれているから、私……今でも幸せを感じられているよ。



 結婚をしてから少し経った頃、裕一がふと思い付いたかのように、胸の内を打ち明けてきて。


 それでまた私を、面食らった顔にしたんだよね。




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