狂愛の巣窟
第4章 【意のままに踊らされて…】
どうするべきなのでしょうか。
普通なら……普通の親子ならどうあるべきか。
わかりません。
愚かだと罵られても返す言葉もないのです。
そっと一颯くんの後ろから回る手に手を重ねる。
「十和子さん」と近くで呼ばれたら顔を上げて、目が合うと近付いてくる唇を拒めずに応じてしまう。
喉を鳴らして娘が見ています。
視線を感じながら始めるセックスほど背徳なものはないでしょう。
一颯くんもそう感じてる。
熱く燃えるようなキスへと変わっていきます。
まさか娘の部屋で、娘の目の前でセックスするなんて。
一颯くんが私の服を脱がし始める。
下着姿になった私の脚を開いて割れ目に添って指を擦り付けてきます。
同時にブラ越しに乳首を愛撫してくる。
「ほら、有紗が見てるよ……ちゃんと顔見せてあげて」
ショーツを横にズラして指が挿入ってくる。
ホックを外し乳首にも直接指で転がされるとたちまち喘いでしまうのです。
「はぁん……あっ」
「綺麗だよ、十和子さん……すっごい濡れてる……舐めてあげるね」
前に回ってきた一颯くんにショーツを脱がされ裸体となった。
あくまでずっと娘とは向かい合わせで前戯に悶える。
わざと音を立ててクンニする一颯くんの髪を掴んで天を仰ぐ。
端なく……開花してしまう。
「一颯くんのも舐めたい……ちょうだい」
ベットの上でシックスナインが始まりました。
見えやすいようにと髪を掻き上げフェラをする。
「十和子さん、もう挿れたい」
いつも通りのセックスなら騎乗位かバックからが多い。
でも見られているのなら一番興奮する体位を。
言わなくても一颯くんもわかってる。
背面騎乗位です。
それも、結合部を娘に見せます。
下からも揺さぶられひっきりなしに喘いでいるといつの間にか娘も私たちの目の前でショーツの中に手を入れてクリトリスを弄るオナニーを始めていました。
一颯くんの上で淫らに腰を振り喘いでいる私を見ながら自らを弄り、M字に開く股からは湿ったショーツが見えている。
「あぁんっ……んっ…んっ……イキそう」
そう喘ぐと娘も絶頂が近そうな顔で腰を浮かしてる。
奥まで突き上げるピストンに見られてる興奮も相まって派手にイってしまいました。