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狂愛の巣窟

第5章 【隣人に魅せられて…】








「じゃ、行ってきまーす!」




「あ、有紗!お弁当!」




「ヤバっ!忘れたら死ぬ!」




「お小遣い渡してるでしょ?万が一の時の」




「あぁ…………」




「また何か他の買っちゃったの?」




目が泳いでる。
真っ赤な顔して有紗ったら私の耳元で。
「ヴァイブ買っちゃったの」って。
朝から頭を抱えてしまったわ。




「今度ママも使う?」




「バカ言ってないで行きなさい」




「はーい、行ってきます」




「行ってらっしゃい」




有紗ったら、どうやって買ったのかしら。
ネット?コンビニ受け取りとか?




「有紗、今大学生と付き合ってるらしいよ」




背後から急に現れた一颯くんに驚いて肩を上げる。




「えぇっ!?」




「俺は彼氏と上手くエッチする為の練習台だったみたい」と欠伸しながら言うもんだから絶句してしまった。
彼氏が居た事、ヴァイブを買ってた事、セックスの練習台で一颯くんに処女を捧げてた事。
お、恐るべし15の娘。




「だからもう有紗とする事はないよ」




嬉しそうに抱きついてくる一颯くん。
放心状態の私は何度か名前を呼ばれてハッと我に返った。




「でもまたセックスしてるとこ見たい…とは言ってくるだろうな~」




「そ、そんな事…」




「ま、受験もあるしそれどころじゃないだろうけどたまには息抜きも必要だろうからその時は…ね?」




「何か、嬉しそうね?」




「嬉しいよ、ほら」




可愛い顔して私の手を少し盛り上がった股関に触れさせる。




「待って、洗濯回さなきゃ」と洗濯機のある洗面所に向かうも付いて来るのはわかってたけどね。




「ねぇ、何で今日はズボンなの?」とお尻を触ってくる。
「いや、これパンツだから」と意味のないやり取り。
「ふーん」って脱がさないで。




太腿まで下げてショーツ越しに後ろは股関、前は指で割れ目をなぞる。




「ちょっと、洗剤落としちゃうでしょ」




「ん………待てない」




柔軟剤が取れない。
それに気付いて渡してくれるけど、もうすっごい勃ってる。




「十和子さん、此処でする?」




「やっ……バカ」









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