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狂愛の巣窟

第9章 【狂愛の巣窟ー最終章Ⅰー】






もう少しで絶頂しそうなのに最初に出てきた和泉くんが邪魔をする。
“十和子さん浮気しちゃダメですよ”っていつの間にか挿入が代わってる。
物凄いピストンに耐えつつお義父さまたちを探した。




“待って、違う、キミじゃない”
そんな事を言ったかどうかも定かじゃないくらいぼんやりしていた。
早く……さっき良いところまでいってたのに。
もう少しでイケたの。
キミの肉棒じゃない、早く、お義父さまのが欲しい。




あの太くて暴れ回る肉棒で絶頂を味わいたいの。
分厚い舌を絡ませ合いながら重いピストンで昇天したい。




“十和子……十和子……”




また誰かが呼んでる。
近い……耳元で。
あぁ……気持ち良い。
誰……?優しい。




あ………でも、お義父さま。
久しぶりの感触だったのに。
お義兄さまとも3Pしたかった。
あの肉棒を身体が求めてる。
欲しい………あそこまでされておあずけなんて。




“十和子……イっちゃいそ…っ”




耳朶を甘噛みするのは誰……?
また薄っすら目を開けてみると、目の前に自分の手……?
横向きに寝ていてベットの上だった。
そう、此処は私たち夫婦の寝室で……あれ?これは現実?




「ハァハァ……十和子、起きた?」




背後からの声にハッとして振り返る。
揺れてる身体。
擦り付けてきてるところは繋がっていて、添い寝状態で挿入されている事にここで気付いた。




「え……?享さん!?」




「ごめん、朝から」




あ………朝なんだ?
遮光カーテンなので気付けなかった。
今日は……土曜日。
享さんは休みだ。
昨日の晩は……遅かったはず。
そうか、先に寝ちゃってたんだ。




「十和子……動いて良い?もう挿入っちゃったんだけど」




隙間ないくらい抱き締められて後ろから挿れられてる。




「ん………動いて」




シーツに顔を沈ませ朝から激しいピストンに声を抑える。




「十和子……愛してる」




「ん……私もよ、朝から凄いんだから」




「へへへ、可愛い寝顔の十和子が悪い」




「あ……ダメ、声出ちゃう」




「ハァハァ、子供たち起きちゃうよ」




「ハァハァ……享さんの意地悪」




弱まるどころか徐々に激しくなるピストンに口を押さえて耐え忍ぶ。









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