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妄想

第4章 温泉

宿のチェックインに合わせ、玲子と優紀は東京駅から踊り子号に乗る。玲子は、いつ、どこで業界人と出くわすかも知れないという理由で常に着物だった。着物と言うのは立っているとそうでもないが、座った時、太もものむっちり具合が露わになり妙にそそられる。叔母の着物のすそを割り、股間に手を滑り込ませた男は何人いるのだろう?一人エロい妄想にふけっていた優紀だったが、駅に着くと玲子と2人、何事もなかったように送迎バスに乗り込んだ。
高台に位置したホテルは和洋折衷を取り入れた施設で、露天風呂付き客室を一つの売りにしていた。
「佐伯様、お待ちしておりました。チェックインはお部屋の方でさせて頂きますのでどうぞお上がり下さい」番頭のような男に言われるがまま、二人は男の後に続き部屋に向かった。
「素敵なお部屋」
「有り難うございます。温泉ですが五階に大浴場がありますのでそちらの方もどうぞご利用ください。お食事は何時にお持ちしましょう?」
「6:30にして下さい」
「かしこまりました」
茶を淹れて一息ついた後、優紀は何回か足を運んでいる美術館へ玲子と共に赴き昼食も館内のレストランで取った。午後は土産物屋や郷土資料館を周り宿に戻る。
「私は大浴場で汗を流してくるわ。あなた、お部屋のお風呂にしたら?」
「えっ。いいの?」
玲子が出て行ったのを見計らい、優紀は一枚一枚服を脱いでいく。
「外に向けてこれだけ大きな窓があると開放感が半端ない」旅行中と言う非日常感が優紀を大胆にさせ、一面の窓ガラスにビンビンに立った乳頭と生い茂ったアンダーヘアーを押し付ける。
「本来人間だって動物達のように服なんか着なくても大丈夫だったはず」優紀はすっぽんぽんのまま生活する毎日を想像してみる。まず、洋服を買わなくていい、洗濯もしなくていい、気に入った男がいたら物陰でちゃっちゃっと
SEXも出来る。「いい事ずくめじゃん」続いて優紀は浴槽のふちに浅く腰掛け、両膝を外側に極限まで開いてみる。
「たまにはお○○こも日光浴させないとね」そのまま中指で潤った部分を確かめるように旋回してみる。時に速く、時にゆっくりと…
次いで中指を膣口から挿入しピストンに移行する。「うーん、なんていいんだろう」マン汁が滴り落ちていく。
こんな事ならやはり先日、高木にはめてもらうんだったと後悔するが、時すでに遅し、玲子もそろそろ戻る頃と思い正気に戻った。

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