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止まない雨はない

第10章 RE:

「や……ああっ……待って、まだ…そこは!」

タカシは何度もルカに愛の言葉を囁く。時には意地悪に、そして卑猥な言葉を浴びせてくる。
ルカはそんな彼に翻弄されながら、やがて腹を滑って伸びてきたタカシの手が
自分の男性をわしづかみにしたのを感じ、仰け反った。

「タ………タカシさん」

何度も今までこうして愛し合ってきたにも関わらず、
彼は自分の下半身の欲望の滾りをタカシに知られてしまうことに抵抗があった。

「可愛いよ、ルカ……もう……こんなにしちゃってるの?
乳首だけで感じちゃうなんて……ルカは女の子みたいだね」

「そ………そんなこと……言わないでください」

「恥ずかしがってるルカも凄く可愛い。ねぇ、もっとその顔を見せて。お願いだから隠さないでよ?
ねぇ……ルカの……男の部分、オレの手の中でこんなに硬くなってる……」

「ば……バカっ!タカシさんっ!!そんなこというなっ!!」

とうとう半泣きの顔になりはじめたルカに対して、タカシはいたずらっぽくペロリと舌を出す。

「……ごめん、あまりにも可愛いから……イジメたくなった」

タカシはそう言うと、自らのズボンを腰から太腿までずらし、
トランクスを下げ、猛り狂うような自らの雄を取り出してルカに見せつけた。

「あっ………」

それが視界に入ったルカは赤面せずにはいられなかった。

「ごめん……。すごく興奮してるの、ルカだけじゃないんだよ。
オレだって、アンタとキスするだけでイキそうになっちゃってる」

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