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【オカルト雑談番外編】みんなの百物語

『夏はやっぱり怪談でしょ!』

……と言うことで性懲りもなく立ち上げてしまいました★
丁度、100コメ書き込めると言うことで、百物語。

創作怪談、古典怪談、ネットで拾った怪談、人から聞いた怪談……怪異についてでしたら、なんでも結構です。
心霊現象に纏わる話でしたら、感動的なお話でもOK♪
但し、「人間が一番怖いよね~」的なお話は趣旨が違うのでご遠慮下さい。

アナタがご存知のとっておきの「怪談」「不思議な体験談」「怖い都市伝説」を投下して下さい。

【ご注意】
※お話は出来るだけ500文字以内にまとめて下さい。
※誹謗中傷のコメントはご遠慮ください。
※ジャンルは「雑談」ですが、雑談スレではありません。
※なるべくネタ被りはしないよう、前のコメントをご確認の上、書き込みをお願い致します。
※必要であれば雑談スレはご自由に立ちあげて下さい。

100話集まったら終了です。
さてさて、夏が終わるまでに100話集まるのでしょうか?
42
ねっとで拾った話をひとつ……。

とある数学者が、「0」と「1」がイコールであることを証明しました。数学者は友人の前で、紙に数式を書いてそれを証明して見せたのだそうですが、友人はさっぱり理解できず、紙から顔をあげました。すると、数学者の姿は消えていたそうです。さらに、証明を書いた紙もなくなっていたそうです。

信じようと信じまいと……。
43 【病院のエレベーター】

友達が入院している病院に、友達四人でお見舞いに行きました。エレベーターに乗って友達の病室の階で降りると、ちょうど前からストレッチャーにご遺体を乗せて運ぶ看護師さんたちとすれ違いました。ストレッチャーをエレベーターに乗せる瞬間、床がガタンッと沈みました。
私たちはその様子をじっと見ていました。

友達が入院してる階は老人が多く、亡くなる方が多いそうです。その話を聞いたあと、私たちは再びエレベーターに乗りました。その時、ガタンッとエレベーターの床がなぜか沈みました。
みんな怖くて固まってると、エレベーターはなぜか一階を通りすぎて地下一階に…。

扉が開くと、辺りは真っ暗で突き当たりには霊安室がありました。息を飲んで霊安室を見つめていると、霊安室の扉がゆっくりと開き、暗闇の中から白装束を着た老人が歩いてきました。
私たちは慌てて閉ボタンを押しまくりましたが、扉が途中で止まってしまいました。
しかしふと見ると、老人の姿が消えていました。
どこにいったのだろうと、恐る恐るエレベーターから顔を出すと……青白い顔をした老人が、扉の影からこちらを睨んでいたのです。

44 【ラブホの話】
今はどうだか分かりませんが、昔のラブホのベッドって、枠にマットレスを落とし込む形式が多かったと思います。そのベッドにまつわるお話です。

ラブホのデザイナーAさんが地方のホテルの全面改装の話を頂き、現地調査に行きました。既に改装する事が決まっており休業中だった為、調査は滞りなく終わりましたが運悪く台風で新幹線が止まってしまい、泊まる事になりました。休業中でも、設備は使えるとの事でホテルの一室を借りたAさん。寝ていると髪を引っ張られる感覚に目が覚めました。ふと横を見ると、ベッドの枠とマットレスの間から青白い手が出ていて、それが髪の毛を引っ張っていた。瞬時にヤバイと思ったが体が動かない。極度の緊張とストレスにAさんは気を失ってしまいました。
翌日、従業員にその話をしたところ…

「実は前のオーナーの時に殺人事件があったそうで…。ご遺体はマットレスの下に隠されていて、発覚が遅れたんだそうです。何でも、遺体が腐敗して膨れ上がってマットレスを持ち上げたから気付いたとか何とか…。どうして誰も気付かなかったんでしょうねぇ。臭いとか……」

ベッドの下って何があるのか分かりませんね。
45 【赤い服の女】

大阪市にある有名な都市伝説であり、意外な心霊スポット。梅田の地下にある、泉の広場って所がある。大きな丸い噴水なんだけど、そこは地下街に交差する場所であり、人通りが多くて明るくて、とても賑やかだ。そんな場所で起こる心霊現象が、時折現れる赤い服の女だ。

30代半ばの頃、友人と二人でそこにいて、ふと、それを思い出して話してみた。

時間があるから、何度となく、ここに来て、出るかどうかを検証しようと試みた。

しかし、赤い服着てる女って、結構いて、5人くらいいた時あって「どれだ?」て、話にもなった。

目撃情報によれば、目に白目がなく、黒く、たまに黒い服で出る場合があるらしい。

服だけで見れば、赤や黒なんて、どこにでもいるわけで、やめようかと思った。
すると、友人の顔が真っ青になり、僕の腕を引っ張り、「聞こえた……」て言うんだ。

「なにが?」と聞くと……

「耳もとで、“私を探してるの?”って……」


彼には聞こえたそうです。

ひょっとしたら、本物がいたのかもしれません。


それから、走って逃げました。


46 【天井に】

ある大学生の男性が、マウンテンバイクで日本一周の旅を楽しんでいた時だ。

夜も更けてきて野宿するにも、相応しい場所が無かった。

すると、一軒の家を見付けた。宿があるか聞こうと思ったら、なんとそこは空き家だった。運良く扉が開いており、一晩だけと中に入った。とてもキレイな家で、問題はなかった。
そこに寝袋を出して寝たのだが、なにか寝付けない。誰かに見られてるような気がする。

“なにしに来たの?”と声をかけられた。起き上がってライトをつけても誰もいない。どこからか、大きな呼吸音も聞こえる。男性は寝袋を頭から被って、眠りについた。

朝目覚めると、窓から日が差してきた。天井を見た男性は「うわっ!!」と声を上げた。天井の板の木目が巨大な目に見えた。

隣の部屋を見る。天井にはやはり目に見えた木目。

まさかと、思い、2つの部屋に挟まれている廊下の天井を見た。


 なんとなく、鼻に見えるんだ。

部屋と廊下の天井の板の木目が、左右の目と鼻に見えたんだ。

男性は玄関にきた。そして見上げた。

大きく開く口に見える木目があり、なにか赤い物が付いていたそうだ。


47 【石仏の道】

大阪の私市にあるハイキングコースなんですが、あまり知られていない怪現象ってのがあるんですね。

まあ、田畑が見える住宅地をプイッと曲がると山道に入りまして、そこから石仏の道を通って、長い階段を登って交野山山頂に向かうんです。

長い階段までの一本道、点々といろんな石仏が計4体。大きいのから小さいの、または岩に彫ってあるもの等。

以前、午前中に行った時に、地域が出してるウォーキングマップを見ながら、石仏を見て回ったんです。4体ありまして、そこから山頂まで登ろうとしたんですが、午後から降るはずの雨が10時くらいから降りだしまして、どしゃ降りになったんです。岩場とかも濡れてるし危険だと思って、傘をさしながら引き返しました。どうせなら、もう一度、石仏に頭を下げながら帰ろう。また、マップにある石仏の位置を確認しながら、元の道を戻りました。





5体あったんです。


1体増えてたんですよ。

「あれ?」と思って、マップを確認。来た時には確かに4体。だけど、帰りに、5体……どういうこと?


48 【変わり者】

聞いた話ですが、むっちゃよく知ってる知り合いが、ボーリング場に行ったんだ。そこはかなり古いボーリング場で、いまだにスコアは手書きで、綺麗なのは、レーンの機械と床くらいなもの。

知り合いは大をもよおして、トイレに行ったんだ。トイレももちろん和式だ。

で、トイレに入り個室のドアを開けると、上下作業着姿で、頭の薄い小太りの中年男性が、タバコをくわえながら壁にもたれて立っていて「おいっ!! ノックなしで開けるなっ!! 失礼やろ、バカタレっ!!」と怒鳴りつけた。

「あ……」と知り合いは、ドアを閉めた。だが、「なんで、怒鳴られなきゃいけないんだ? てか、トイレするんだったら、鍵くらいかけろよ。おまけにタバコ吸いやがって……」と、だんだんムカムカしてきて、ケンカ覚悟で怒鳴りかえそうと思ったんだ。

「おい、お前、ふざけんなよ!!」と、ドアを開けたら、その中年男性はいなかったんだ。



知り合いは驚いて飛び出して、ちょっとチビッ……。

いや、この場合、トイレの何さんなんだろう?


こんな、変わり者の霊もいるんですね。


49 【家の中に】


かなり親しいアカの他人の奥さんから聞いた話なんですが、2年前の今頃、家に両親が孫、つまり息子(3歳)の顔を見に、遊びに来てはったそうです。

隣の部屋で、息子とおじいちゃんが遊んでたそうです。

すると、「ギャーーッ!!」ものすごい声で、息子が泣き出した。

おじいちゃん、まあ、義理のお父さんになる方が、血相をかえて「なんか、飼ってるのか? 放し飼いしてるのか?」と聞いてきた。

息子は泣きわめきなが、カーテンとおもちゃの入った箱を指差した。カーテンをめくり、おもちゃ箱の中をみたが、なにもない。

お父さんが「緑色した小さいものが、孫の後ろから、髪と耳を引っ張ってぶら下がっていた」と言う。

部屋のドアを閉め、密封した中でさがしたが、どこにもいなかった。

それ以来、息子はその部屋に入ることを怖がるそうです。

でも、たまに、テーブルに置いたお菓子が、小さくかじられていたりすることが、あるそうです。


小さいおじさん? 妖精?妖怪?


50 【来ています】


ある高校生が、深夜、4人ほどで廃病院に肝試しに入った。

床はガラスが錯乱し、壁には落書きがしてあった。

そんな中、大きく赤色で、矢印があった。

前に来た人が書いたものだと思い、矢印通りに進んだ。真っ直ぐ進むと、また矢印があり、それにしたがって進むと、階段が出た。

矢印は階段の上を示していた。高校生達は階段を上がると、正面の壁に「右に行くと上半身 左に行くと下半身が出ます」と書いてあった。

どっちかと言えば、下半身の方が怖くないなと、左に進んだ。真っ直ぐ進むと突き当たりに、用具入れのロッカーがある。その扉に「開けろ」て、書いてある。
どうしようか迷ったが、思いきって開けてみた。


中にはなにも入ってなかった。


すると後ろから、『ズル……ズル……』と音がする。

ロッカーの中をよく見ると、貼り紙がしてあった。


そこには……


「いま、上半身が、こちらに向かって、来ています」と、書いてあった。


51 【鏡】

昔、一緒に手品をしていた友人の話。

手品練習用にリサイクルショップでスタンドミラーを買ったんだそうだ。それを400円で買ったんだ。

その夜、眠りについた時、全身赤い獣みたいなものが、自分を引っ張る夢を見たそうだ。朝、目覚めると、えらく体がダルい。

翌日、また同じ夢を見た。グイグイと体を引っ張られる夢を。朝、寝汗でビッショリだったので着替えたら、肩に手の跡が付いていた。

翌日、また同じ夢を見たのだが、なんか今までとは違う。少し体が軽い。ふと、我にかえった友人は恐怖を感じた。自分の腰から下が、眠っている自分の体に埋まっているというのだ。肩には赤い手がしっかりと握られていた。

そして、ズルズルと、鏡の中に引きずり込もうとしてきた。

「やめろ! やめろ!」と必死に抵抗したが、目が覚めない。終わりかと思ったら、突然、その手が離れた。
鏡が倒れたのだ。

体は元に戻り、目が覚めた友人はダルさが残る体で倒れた鏡を見た。覗きこむ自分の顔の後ろに赤い顔が見えたそうだ。

なぜ、鏡が倒れたか?

どうやら、飼っている猫が、倒したようだ。
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