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【リレー小説】ゾンビ編


皆様、リレー小説をしませんか?

お題は「ゾンビ」です。


(ルール)

★どなたでも参加OK。
★初めましてなどの挨拶は無用。
★前の人の文章を読んで話を繋げる。
★順番は決まってないので被った場合は、先に書いた人の文章を優先する。それかうまいこと繋げる。



リレー小説についての雑談は【気分屋さんの雑談】の方にお願いします☆

ご参加お待ちしております\(^o^)/





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通路を歩く足音が聞こえて来た。すでに日本政府は危険地域と指定して、避難勧告を出している。感染していない人間など居るはずがない。誰もが飛び出して来るのは、感染したゾンビだろうと予想をしていた。気の早い美幸は、すでにショットガンをかまえていた。


    えっ!た、た、滝繁先生!?

通路から出で来た男性を見て、小松菜が驚いた顔をしている。すぐ隣にいる滝繁先生のそっくりさんが現れたのだ

お、おまえ、こんな所で何をしてるんだ!?

滝繁先生は目の前に現れた謎の男を、知っているようだった

男は、戦前の基本スタイル、富山の薬売が使っていた大風呂敷を背負っていたのだ

   あっ!お兄ちゃん、久しぶり

実は滝繁先生は双子だった。双子の弟が突然現れたのだ、名前は山繁と言う


   ああ、ああ、ズルンーー!!
       
        ドテン!

大風呂敷が大きすぎたのか、バランスを崩して山繁はバタンと倒れてしまった

    ポロポロ ポロン

ついでに縛ってあった大風呂敷がほどけてしまい、中から女性物の下着が溢れ出してしまった      
       
      ( ̄□ ̄;)
62  そこにすかさず拓也が、山繁の背中を見た。

「やっぱりな、ファスナーがついてる。また、さすけのアイテムが出たか」

 拓也はファスナーを下ろす。中から出てきたのは……


「山繁です」


「おい!! 本人が本人のスーツ着るんじゃねえよ!!」


「違う。これは、感染者対策の防御にもなるんだよ」

「本当か、さすけ」


 さすけは険しい顔をした。

「いや、それはどうだろ」


「どっちだよ!!」


 そこに滝繁が近付いた。


「おい、久しぶりに会ってみたら……恥ずかしいことしやがって」


 お前も人のこと言えんだろ。


「そいつだけじゃないぜ」と別の方向からも声がした。

「誰だ?」


「川繁!!」「沢繁!!」「森繁!!」「海繁!!」「空繁!!」

「7人揃って」


「チーセム繁ネブイレンチャンジャー隊ー!!」


「お前ら、バラバラじゃねえか!! もう、繁松くんと名乗れ!!」


 隣を見ると滝繁がホロホロと泣き崩れている。


「生き別れになった兄弟がこんなかたちで……」


 まさかの七つ子だった。


「俺達は繁が名字なんだ」

「ややこしいよ」


63
フフフ兄弟が多いのは、素晴らしいことではないか、楽しみも悲しみも7倍だ、7人兄弟、力を合わせて生きて行けばいい

映画監督が珍しく、もっともらしいことを語った。

ところで君達!この奥の警備員室が、これからは、このビルの監視ルームとなる、
実は我々が到着する前に東芝に頼んで、特別な工事を済ませてある。

   監督、工事って何の工事ですか?

後ろに立っている拓也が、監督に訪ねた。

ビル全体に監視カメラを300台増設をした、動く物体を認識すると、目の前のスクリーンに拡大される仕組みだ、それだけではないぞ、火炎放射機も50台設置してあるんだ、コンピューターも軍司用に変更してあるし、これならゾンビなんて、いちころだろう!

監督、凄いじゃないですか?それじゃあ、24時間監視するから交代制ですか?

ああ、そうだ、夜勤は大変だら、ボタンを押して自動に切り替えるのさ

それから武器が入っている宝石箱も用意してあるぞ、アマゾンの速達便で送ってもらったんだ
、もう弾薬も底をついているだろしね、

  
  あっ!アントニオ猪木が入っている!

宝石箱を開けた美幸が驚いた表情をした


64 「美幸……それはアントニオ猪木ではなく、ただの鎖ガマだ。気持ちはわかるが、モノボケはよせ」


 アキラはそう言って、滝繁以外の繁に目を向けた。


「滝さん」


「なんだ100%」


「僕は、そのアキラじゃないです。全裸でお盆持ってるように見えますか?」


「なんだ?」


「滝さん、本当に七人兄弟なんですか?」


 滝繁は目を閉じて、頭を横に振った。


「やつらは、俺のクローンだ」


「クローン!?」


「あぁ、4年前、俺の精子と血液から作ったんだが、まさか、六人も出来るとは思わなかった。だから、やつらは、4年前の俺なんだよ」


「なぜ、まとめてここに?」


「わからない。ただ、猪木といいバナナマンの日村といい俺のクローンといい、なぜここに集まってんだ」


「滝さん、あれは鎖ガマですよ、日村って……あれはただのカバじゃ……」


 アキラは目をこらしてよく見た。


 カバがいた。


「アキラ……あの監督から目を離すな。さっきから見てりゃ用意が良すぎる。油断するな」


 その言葉をアキラは、拓也と水戸さんに伝えた。


「わかった」


『ま゚』

65 「さっきから聞いてりゃ、わけわかんねーことばっかり……お前ら、バカなの?」


その時、柱の影からガスマスクをした男が姿を現した。


「だ、誰!? きゃっ…」


美幸は背後から別のガスマスク男に両手首を掴まれる。


「美幸!!」


拓也が助けようとするが、目の前に銃口を突きつけられて身動きできなかった。


「ここは俺たちが先に占拠した。今すぐ出てけ」


どこに隠れていたのか、ゾロゾロとガスマスクをつけた男たちが拓也たちを囲んだ。
手には銃やらナイフやら持っている。


「まさか先客がいたとはな…。だが、出てけと言われても、直に日が沈む。夜は危険だ、ゾンビが凶暴化する恐れがある」


滝がそう言うと、ガスマスクの男は鼻で笑った。


「そんなの知るかよ、他を当たるんだな。ただし、この女はもらっていく」

「はあ? ふざけんな!!」


拓也が食ってかかろうとする。
しかしまたも銃口をこめかみに突きつけられ、睨むことしかできなかった。


「うわっ、た、隊長!! こいつ、ゾンビだ!! ゾンビがいる!!」


水戸の側にいた男がパニックになった。


66  監督は、困惑していた。

「なぜだ……監視システムは完璧だったはず……」

 ガスマスクの男の一人は、ナイフをチラつかせて言った。

「残念だったな。そのシステムも、俺達が先に占領させてもらった。まさか、起動させる前に我々がいることがわからなかったか? それより、もうゾンビが入ってるじゃねえか」

 そう言われ、水戸さんは会釈した。

「ちょっと待て……ここはみんなで協力しようってことは考えないか?」とアキラが言った。

「ま、この女をいただけるなら、考えてもいい」

「てめえっ!!」

「待て拓也」と滝が拓也を押さえた。

「おい、その子を離してやってくれ、その代わりにあの子を」と小松菜を差し出した。

「それは、俺の好みじゃない」

「そうか……」

 残念そうにする滝に、水戸さんがなにやら指差している。

 それはポスターだった。

[移動動物園 虎とカバが来るよ]

「それが、なんなんだ?」

 見ると、水戸さんはカバに近寄っていく。あのカバは逃げ出してきたカバだ。

 水戸さんが離れると、カバがガスマスクに突進した。

 カバは……感染しているカバだった。

67 ガスマスクをつけた一人が銃を構えたが、間に合わない。感染したカバは、ガスマスクの連中を次々となぎ倒していった。


「た、隊長! うわっ…!」


隊長と呼ばれた男は仲間を突き飛ばし、一人だけエレベーターに乗り込んだ。


「なんて奴なの、仲間を見捨てるなんて…!」

「足手まといになるやつはいらねぇんだよ。それよりも覚悟しな、他の階にもゾンビがいるってことを」

「「「「「「「なんだって?」」」」」」」


繁7人集が一斉に声を揃えて言った。


「見ろよ」


ガスマスクの男が巨大スクリーンを指差す。
そこには歩き回るゾンビたちの映像がいくつも写しだされていた。


「さっきは何もなかったのに…」


美幸が眉を潜める。


「日が沈んだからな。いっとくが奴らを倒そうだなんて思わない方がいい」

「…どういう意味?」

「それは自分の目で確かめてみるんだな。もうそろそろここも危ない。俺は屋上に行って、ヘリで脱出する」

「ヘリ!? さっきの黒いヘリ!?」


アキラが問いかけるが、エレベーターの扉は閉まってしまった。
同時にカバの暴走も治まった。


68 「はい、カットォー!!」と監督がメガホンを叩く。

「ダメだよ、アキラくん、もっと緊迫感もってやってくれなきゃ〜」

「すいません、監督、自分なりに……て、その手に乗るかっ!!」

 アキラは監督をおさえつけた。

「やめろ!!」と抵抗するが拓也と二人がかりでこられると手も足も出なかった。

「なにをごまかして、無かったことにしてやがんだ。監督、これは、あんたが仕組んだことなんだろう」

 拓也が問い詰める。

「ふふ、ガスマスク連中がどうしてここにいたか、わかるか?」

「どういうこと? ひょっとしたら、私?」と美幸が言う。

「いや、そうじゃない。やつらはウイルスを撒いていったんだよ」

「なに!!」


「あいにく、濃度が薄いから……通常、5秒程度……が、く……」

 監督の顔色が変わってきた。

「感染してんのか……」

 滝繁がなにかに気が付いて周りを見た。

 拓也、アキラ、美幸、滝繁以外、全員が感染していた。

『れ゙』

「いや、あんたは最初からだ。パンティを匂ってないものだけが、感染したんだ……」


 滝繁と三人は一ヶ所に固まった。



69 -アメリカ空軍、ステルス爆撃機B2内部では-

ジョン、ためらうな、日本政府の了解は得ているんだ!
アラン軍曹、使うのですか!?あの小型化した新型爆弾を!

つい先日、アメリカはイスラム国を一掃するために新型爆弾を使用していた。その威力は核爆弾を除けば、最高クラスと位置付けされている。

ジョン!我々の任務はゾンビを絶滅されることだ!もう、この近辺に生存者などいないさ、
あの老舗のスーパーに落とすんだ、

   アラン軍曹、了解しました!


        プチッ!

こうしてステルス爆撃機B2から、小型化された新型爆弾は投下された。

新型爆弾は小型化されているが、老舗のスーパーを木端微塵にすることはたやすいことだった。


  はっ! 何かが、落ちて来る!…

  どうしたの?小松菜!?

すぐ隣にいた服部サスケも、何かの危険を感じたようだ。それはまるで戦場の中を駆け抜けて来た老兵が、いち早く火薬の臭いをかぎ分けて危険を回避するようだった。
赤いチャイナ服を着た小松菜の目が、キラリと光った。使うのか!?演劇部の伝家の宝刀を!

   危うし、滝繁とその仲間達!


70 (小松菜とさすけがなにかを嗅ぎ付けた? あれ、感染してないの?)と美幸は二人を見て思った。

その時だ。建物の上空でとてつもない爆音が響いた。

「うわっ!!」滝繁達は耳を塞ぐ。

 ステルス爆撃機から落とされた爆弾が、今しがた飛び立ったガスマスク隊を乗せたヘリに当たり、爆発したのだ。

 小松菜は伝家の宝刀、死んだフリを見せたが、意味がない。

 さすけが「これを」と、あるものを滝繁に渡した。

「これは……そうか、これで二人は感染を食い止めたのか。おい、水戸とかいうゾンビ!!」

 水戸さんはうつぶせになって、失神していた。

「おい、家電売場に行くぞ」

 滝繁は感染していない者をつれて、ゾンビを体当たりで散らしながら家電売場に向かった。

「さすけ、これはワクチンだな」

「はい、アロマ型ワクチン」

「て、ことは、アロマポットがあるはず。これを使えば、感染者が戻るかもしれない」

「ですが滝さん」とさすけ。

「なんだ?」

「脳まで完全にやられた者は、ほぼ脳死状態になります」

「マジ……」

 滝繁の決断は……
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