ある会社では新人の指導係を「大ベテラン」ではなくて敢えて「ちょっとだけ先輩」な人にさせるんですって。
理由はベテラン過ぎると、その世界の特有のことがその人にとっての「常識」になってしまっていて、新人には『教えないと分からない』ということを見落とすから、だとか。
つまり、新人にとっては「初めてのこと、教えてもらわないとわからないこと」というのがベテランにとっては「当たり前のこと、言わなくてもわかる」と思ってしまっているからそこですれ違いが生じるんだとか。
そこが「ちょっとだけ先輩」だと、記憶が新しい分、新人がわからないということに気付くし、教えられるんですって。