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突然、運命に奪われちゃいました

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―お・ま・け―

102

マドカと別れたあと、電車に乗って無事に大学に間に合った、美形中の美形。

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美形中の美形

やぁ、おはよう。

104

友人

よっ、おはよ。
お前も一限目からか。
……んー?
何かお前、機嫌良くね?
さては……またいい女でも捕まえたのかぁ?

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美形中の美形

ははっ。まぁねー。

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友人

はぁーあ。色男は欲求不満とは無縁だからいいよなー。
だけどお前のことだからさ、どうせその女も、一ヶ月したらポイッ……なんだろ?

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美形中の美形

ううん。
もう、ずーっと一緒にいるつもりだけど?

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友人

…………は?
お前が一人の女と、
ずーっと一緒にいるだと?
おいおいマジかよっ!

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美形中の美形

本当だよ。
俺ねー、実は……
運命ってヤツに出会っちゃったんだよねー。

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友人

なっ……運命だって!?
マジで信じらんねぇー!
『女のコとは、ちょっとセックス出来ればそれでいいんだ』って言って、月イチペースで取っ替え引っ替えしてたお前が!?

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