うらゆうかさんのプロフィール

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~俊光と菜子のホントはどうでもいい番外編・11~
【「だぁーれだ?」 by 俊光】


 ――昔の場合。


 部屋で床に座って、小学校の図書室で借りた本を読んでいたら、

「だぁーれだ?」

「わっ」

 いきなり後ろから目を隠されて、ビックリした。

 誰かはすぐにわかるけど、あまりに楽しそうだから、少しだけわからない振りをした。

「んー……この小さくてぷよぷよとした柔らかい手、誰だっけなぁー……
 あーっ。わかった、菜子だっ」

「わーい! お兄ちゃん、あったりー!」

 当てたら、すごく無邪気に喜んでる。かわいいヤツだなー。


 ――そして、現在はというと……。


 家でソファーに座り、バイト先の図書館で借りた本を読んでいたら、

「えへへー。だぁーれだ?」

「うわっ」


 いきなり後ろから目を覆われて、驚いた。

 もちろん、誰かはすぐにわかってしまい、たまらず笑いだしてしまいそうになった。けど、楽しげにしているから、少しだけわからない振りをしようと思った。

 ところが、


「っ……!?」


 俺の後頭部に――大きくてぷよぷよとした柔らかいものが。

 こっ、これはっ……まさか、まさかの……


「む……胸っ……」

「……へぇ?」


 っ、やっば!


「いやっ、いやいやいやっ。な、菜子かっ? 菜子だろっ。なぁ、絶対そうだろっ。なっ、なっ?」


 俺は、一瞬にして壊れそうになった理性を、死に物狂いで押し留め。ポツリと口から漏れた『胸』発言を、必死こいて掻き消し、なかったことにした。


「わーい! 俊光君、あったりー!」

「ははは……。それは良かった……」

 
 当てたら、すごく無邪気に喜んでる。お前ってホントに可愛いヤツだな。

 しかし、俺の身体の一部は……妹に胸を当てられたことにより可愛くない状態となってしまい。それが落ち着くまで隠し通すのに苦労した。

―おわり―

 血の繋がらない兄妹のラブストーリー
『俊光と菜子のホントの関係』ほのぼの連載中♪

―うらゆうか―
読者でもあり、隅でひっそりと作家もしている女。
胸キュン&笑えるストーリーが好きです♪

ハンドルネームを変えていますが、
他のサイトにも席を置いています。

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