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シマ君のSemen事情

1

それは唐突
それは偶然
それは必然

シマトウマは踏み入れてはいけない世界に
迷い込んでしまった……

◆MENU◆




2

シマは校内の食堂で遅めのランチをとっていた。

ハンバーグカレーがお気に入り週3回は食べている。

3

シマ トウマ

ん〜、今日も美味いな!

4

男子学生

ココ座ってもイイ?

5

カレーを美味しそうに頬張ってると
不意に声をかけられた。

6

シマ トウマ

え、あ、はい。どうぞ…

7

(空いているのにな…)

シマは辺りを見回しながら内心そう思っていた。

しかも隣に腰掛けてきた。

何だろうと思って、オトコの顔を確認するように見やった。

8

デューク

初めまして、デュークといいます。
大学院生でクロエ助教授の研究室で仕事をしている。
今後ともよろしくな。

9

シマ トウマ

はぁ…

10

デューク

キミはシマトウマ君だよね?
植物学の講義でたまに見かけた事があって

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