顔だけ女

完結

[作品説明]

これは、私が小学5年生だった頃の話しです。

当時のキャンプ場は夜になると女の霊が出るという噂がありました。

しかし、私達は全員、そんな事を信じていませんでした。

その為、予定通りに肝試しを行いました。

まさか、後にパニックに陥るなどとは思いもせず…

二人一組で行われた肝試し。

前のペアが出発してから10分たち、後輩と組んだ私が出発し、とある道路に差し掛かった時の事です。


突然後輩が泣きながら私を引っ張り、走り出したのです。

何故泣き出したのかはすぐに分かりました。

歩いていた私達のすぐ横に、首から上だけの口から血を流した女がこちらを睨み付けていたからです。

女は追いかけてきました。

しかし私達は全力で走り、逃げ出す事に成功しました。

肝試しを行ったペア全員が、女を見て逃げたそうです。

後から聞いた話しですが、かつてあそこでは夫に裏切られた女が自殺をするという事件があったそうです。

男に対する女の怨念が、あの様な恐ろしい姿にしてしまったのでしょう。

今、あの施設はどうなったのでしょうか。

潰れてしまったのかそれとも……

女の怨念に縛られ、まだ、やっているかも知れませんね……

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