距離

完結

[作品説明]

顔色が悪く、渋い顔をして楽屋に入ってくる翔ちゃん
気分が雰囲気に出やすい人、俺が翔さんを見すぎているからなのか・・、いや違う。今日は様子がおかしい。

今日はいつになく暗い、近寄るとお酒のにおいがすごい。
珍しく二日酔い?酒に頼る人じゃ
ないのになと思ってたら、さっさと衣装に着替えて、楽屋から出て行った。

嵐の暗黙のルール
機嫌の悪さを楽屋に持ち込まない

みんなといれないぐらい機嫌が悪いってことか・・・
トイレに行くついでに翔ちゃんの後をついていくと、誰もいないセット裏に入っていく。

しばらくセットの壁にもたれて、黙って翔ちゃんを見ている。
すごい苦い顔して携帯見てるな。
何かあったんだろうな・・・

理由はわからないけど、仕事ではないだろうな、プライベートか。
彼女かな・・・

どうしてあんな女優と付き合っているんだろう、アンタが扱えるような簡単な女じゃない。
魔性に近い女、遊びならいいけど本気で付き合うなら難しい。

誰と付き合あおうと関係ないけど、傷つく姿は見たくないな。

翔ちゃんに声をかけてみた
大丈夫と返事するけど、大丈夫にはみえないけど。

理由は聞かないよ、そんな顔してるのは彼女ぐらいでしょ。
聞かなくてもわかるよ、付き合いだしたころニコニコしてたしね。

大丈夫と言ってるのに、しつこく聞くのもと思い、翔さんを残してその場を去った。

トイレに行って楽屋に戻った。いつもの明るい楽屋。

相「ニノ、どこ行ってたの?翔ちゃんもいないしさ・・・。メイクさんが待ってるよ。」

ニノ「ごめん、トレイ。」

メイクをしていると翔ちゃんが戻ってきた。隣に座り、メイクを行っている。

声をかけようか迷っていたら・・・

櫻「薬飲んだよ。ありがとう。ああ・・・飲みすぎた!!」
と皆に聞こえるように大きな声で言う。

大「どんだけ飲んだの??」
潤「もう、仕事の前の日にそんな飲むなよ~(笑)」


櫻「覚えてない。どんだけ飲んだんだろうね~、久しぶりに記憶ないよ~」

いつもの明るい楽屋になっている。無理してるのわかっているだけに見てるほが辛いよ。
なんだったら俺が忘れさせてあげるよ。

早く今日の仕事が終わればいいのにね。
仕事はいつもより少し遅く終わった。さっさと着替えて一番に楽屋を出ていった。











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