虹色の少女

連載中

[作品説明]

昔から運が悪くて雨女で、人見知りで泣き虫で

怒りやすくて、メンタル弱くて甘えん坊で

臆病で...そんなダメダメな私がやる事は

当たり前にダメダメな結果ばかり。

でも、家族はとても優しかった。とくに...お母さん。

私は4年生の頃から不登校で、勉強はもちろん

運動もまるでダメ。

こんなダメダメな私だけど、とても幸せだった。

家族といる事が。

そんな私の名前は、「夏美」(なつみ)

―…小6のある日、ずっと憧れていたスマホを

買ってもらった。

嬉しくて嬉しくて、毎日手放せなかった。

私にはお姉ちゃんが居たので、何やらその時流行っていた

VOC〇LOIDという物の曲を教えてもらった。

その中の1曲に、私は夢中になった。

その曲にはダンスがあるらしく、

そのダンスの動画を見ると...瞬きを忘れるほどだった。

今思えば、とても簡単な踊りなのだが

当時の私は、その踊りをやりたくてたまらなかった。

久しぶりに登校した小学校に、そのVOC〇LOIDに

詳しいらしい女の子がいた。

名前は「楓ちゃん」(かえで)

私は極度の人見知りなので、ひどく緊張しながらも

楓ちゃんに「放課後、話せないかな?」と伝えた。

後々になり、声...震えていなかったかな?なんて

気になったりもした。

放課後、楓ちゃんに踊りのことを説明した。

夏美「...って事なんだけど、一緒にやらない?」

楓「うん!やろうやろう!」

説明下手な私の誘いに、快く返事を返してくれた楓ちゃん。

ただ2人だけでは始まらないねとなり、他の子も誘うことに。

楓「あ、晴子なんてどう??」

夏美「うん!いいと思う!...でも晴子ってスカートとか履かなそう...」

楓「あ~、履いてる所見たことないかも。」

この2人の言う「晴子」(はるこ)は、楓の親友。

(楓ちゃん⇒楓にしますね、呼び方^^;)

とりあえず晴子を仲間にいれ、もう1人

探してみようかとなった。

その瞬間に通りかかった、「莉桜」(りお)が話に加わり

あっという間に4人集まった。

楓「よし、じゃあこのあとM公園に集合ね!」

夏美&晴子&莉桜「はーい」

こうして、私の寂しい夢の物語が始まった。

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虹色の少女】 【友情】 【長作

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