ふたつの鼓動

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[作品説明]


「ふたつの鼓動」






それは17年前の春のこと。




この世に誕生した
三汲(みつくみ)家の双子の兄妹がいた




この辺りでは有名な

”とんでもない”双子として小さい頃から異名を成していた



長男・三汲 音灯古(みつくみ おとひこ)

長女・三汲 玻七灯(みつくみ はなび)








二卵生双生児では珍しくない 男女の双子で




なぜ、とんでもないかといえば

それはそれは一目見れば著しい



二卵生なのでまったく似ていないにも関わらず

揃いも揃って恐ろしいほどの美男美女の双子だったからである。(本人たちに自覚なし)


通常、「双子」ときけば似ているイメージだが

一卵性ではなく 二卵生の双子のため、

ふたつの受精卵によって子宮の中で

それぞれの鼓動を鳴らして

それぞれのDNAを持って 生まれてきたからである





そのため勿論、性格も似ていなかった。




ただ、粒を揃えたように2人とも美しく





兄の音灯古は、垂れ目がちな奥二重
鼻筋のとおった端正な顔立ち バサバサ睫毛
背も高く八頭身スタイル 張りの良い筋肉

よくモデルのスカウトに声をかけられていた






いっぽう妹の玻七灯は、
ぱっちりしたアーモンドアイの二重まぶた

筋の綺麗な小さい鼻 ボンッキュップリスタイル

大きな黄土色の瞳は、カラコンをしているようなサイズとその目の色は生まれつきで 突然変異だと医者に言われたらしい(母からの遺伝??、外国の血が入っているかは不明✕)

そして身長は 音灯古と20cmも差があった





そのため普通に高校へ登校するとき一緒に歩いていると、知らない人からみたら 兄妹ではなく

ただの美男美女カップルのようにしか見られなかった





でも2人にはそれぞれ溺愛する恋人がいた




そして、玻七灯には正体不明 謎の恋人がいた........




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謎の恋人】 【年の差】 【溺愛

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