淫らな死体~お嬢さま春泉の秘密~④

完結

[作品説明]

☆ ずっと傍にいてくれて、ありがとう。小虎、天に還っても、ずっと見守っていてね。。。〟 
 ☆
第3話 〝淫らな死体〟より

第4話 春泉の懐妊が判明してから8年後。秀龍は出世し、春泉は一人娘恵里(へり)に恵まれ、幸せな日々を過ごしている。
 そんなある日、春泉は夫から知り合いの貴族の屋敷に夫人の見舞いにいって欲しいと頼まれる。気が進まない春泉だっだが、仕事上の付き合いと言われ、しぶしぶ引き受けた。まさか、その先で奇っ怪な事件に巻き込まれるとは想像すらせずに-。
 ミステリー風の中編です。

第3話 秀龍と春泉水がついに心が通じ合ってから2年の後。
 春泉が美しき遊女香月-実は男ーとついに対面する。実は、この香月こそが世間的には秀龍の愛人と見なされているのだ。何と香月までもが春泉にひとめ惚れしてしまったから、大変。。
        
第2話 父親を殺した暗殺者と知りながら、いまだに光王を忘れられない春泉は母とともに都外れの小さな屋敷に引っ越し、慎ましく暮らしていた。そんな彼女にかつて一度、縁談のあった貴族の息子との
結婚話が急浮上し、嫁ぐことになる。春泉に夫となった秀龍(スロン)はひとめ惚れし、激しく求めてくる。
 初めは夫から逃れようとしていた春泉はやがて、強引ながらも優しい彼を愛するように。。。


第1話〝猫は見ていたいた〟より
悪魔的に美しい暗殺者の少年を愛してしまった少女の悲劇 ☆
 
ほ都でいちばんの大商人といわれる柳千福の一人娘春泉(チュンセム)は16歳。
 千福は凄腕の商人だが、裏では相当あくといことをして儲け、多くの人の恨みをかっている。
 美しい母は父を嫌悪し、息子のような若い愛人たちと気ままに過ごし、春泉はいつも孤独だった。

ある日、賑やかな市場を歩いていると、法外な高いかんざしを露天商から売りつけられてしまう。

 そんなところにどこからともなく現れ、露天商に抗議してくれた若者光王(カンワン)。陽に透ける茶褐色の髪は見ようによっては黄金色に輝き、深い光を湛えた相貌はハシバミ色だが。時に青みを帯びて見える。

 何故か光王のことがその日から忘れられなくなった春泉。
 やがて、光王が父を殺しにきた暗殺者であることを知るが。。。
 母が光王とまで関係を持っていたという事実が彼女に更に追い打ちをかける!
 

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