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メイド喫茶へようこそ

第11章 翠の場合~本当に私のこと好き?

家までの帰り道、一緒に帰るようになった。

…といっても、斗真くんの家は全然違う方向なんだけど。

いつも私の家まで送ってくれる。



「ほんと寒いな~」
「ね~」



寒いけど、少しでも長く一緒にいたくて、わざとゆっくり歩く。



「あ、翠、息が白い」
「え?あ、ほんとだ」



はぁ~と息を吐くと白くなった。



「ほら、俺も。こっち見て」
「ん?」






ちゅっ



斗真くんの方を向こうと顔を向けた瞬間、斗真くんの唇が触れた。



「騙されてやんの~」
「…………も、もうっ///」



やばい!

好きすぎるよ~!!

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