テキストサイズ

男の娘と痴漢電車。

第1章   


「ぎゃあああ!!ち、遅刻だああ!」

僕―篠原僚はベッド飛び上がった。


急いで私服に着替え、鞄を引っ付かんで家を出る。


今日は、バイトの日なのだ…。

「ま、間に合うか…!?」


そう、間に合ってくれないと困る。


僕は一人暮らしで、なんていったってお金がないのだ。

自転車に飛び乗り、駅に向かう。

そして駅から走って電車の中へと…

「ふー…」

滑り込みセーフだった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ