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僕のこたえ

第6章 二学期のはじめ

アイツは見るなと言わんばかりだ。


まるで自分の所有物だな。


篠崎さんはモノじゃない。


僕はアイツを無視してやった。


そしてまた君を見た。


君は誰のものでもない。


君は君だ…


君は素敵だ。


僕はそう心で呟き、屋上を後にした。


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