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僕のこたえ

第8章 アクシデント

「なら、男子は僕がやるよ」


思わずそう言ってしまった。


時田さんは一瞥した後、無表情で黒板に僕の名前を書いた。


また拍手が起こった。


君は僕を睨みつけた。


僕は…君に嫌われてるんだ。


初めて君が僕に向けた感情だった。


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