ホストクラブの罠(不良総受け)
第12章 大和の戦略
「や・・・くそっ!
何してっ!いってっ!!!」
「瑠希さん・・・るき・・・」
「んっあぁ!!」
急に耳に舌をねじ込まれ嬲られる。
差し込まれた舌の熱さに、腰が溶けそうな感覚に襲われた。
「やまと・・・んっ・・やめっ」
「瑠希さん・・・」
「耳・・・舐め・・んっなっぁ!」
顔を押さえつけられ
耳を執拗に嬲られる。
鼓膜を犯され、足が震えた。
「も・・・あっ・・・」
やばい・・耳ヤバイって!
バタン――――
ばきっっ
扉の開く音とともに、
大和の身体が床に向かって吹っ飛んだ。
な・・・・に・・・・・?
「っっう・・・・・
痛ぇ・・・」
「大和、俺のに手だすな。」
「恭平・・・さん?」
「瑠希。行くぞ。」
俺の手首を強く握り、
強引に引き寄せる恭平の腕。
「ちょ、恭平さん!!俺のって、どういうことっすか!?」
今にも殴りかかりそうな勢いの大和に、恭平は冷たい目で返した。
「そのままの意味。
わかったら、手・・・出すなよ?」