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ホストクラブの罠(不良総受け)

第12章 大和の戦略


――恭平視点――




正直イラついていた。


瑠希の首筋に赤く色づく大和の痕に・・・



「無防備すぎるんじゃないか?
勢いでこられて抵抗も出来ないのかよ。」



「はぁ!?恭平に関係ねぇだろ!」


顔を赤らめながら反論する瑠希。






抱きしめたい。


今すぐキスして・・・


俺だけのモノにしてしまいたい。






自分の中の感情が溢れだした気がした。


今までこんな・・・
嫉妬みたいなことしたこと無かったのに。



身体が勝手に動いていた。


透吾さんにキスされてるこいつを見たとき、どうしようもなく腹がたった。


今もそうだ・・・
大和にいいようにされてるこいつを見て、無性に腹がたったんだ。






抱きしめたい・・・・


だけど


抱きしめていいのかわからない。






俺と瑠希は・・・
なんなんだ?








セックスはした。
(半ば強引に奪った・・・)



告白はしてない。
(男に告白って・・・どうすんだよ・・)


気持ちさえ、きっと伝わらない気がする・・・・





媚薬で意識がはっきりしてない瑠希を抱いた。

感じてる顔を見て興奮していた。

だけど

俺に感じてたんじゃない・・・

媚薬のせいだろ?




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