
ホストクラブの罠(不良総受け)
第13章 透吾vs大和
暑い・・・熱い・・・
しばらく瑠希さんの様子を見ていた俺。
なぜだか火照る自分の身体。
熱い
なんだよコレ・・・
「そろそろお前の方も効いてきたか・・・?」
「はっ??」
不気味な笑顔でこっちを見る透吾さん。
「何言って・・・・」
ハッと気付いた。
もしかして・・・・
媚薬????
「透吾さん・・・まさか・・・」
「理性があるうちは・・・そう言っただろ?
お前の理性がどこまで持つかな楽しみだな。」
クスクスと小さく笑いながら帰り支度を始める透吾さん。
「ほら、帰るぞ??」
透吾さんは、にやりと笑い俺と瑠希さんを立ち上がらせると、軽やかな足取りで出口へと向かった。
