ホストクラブの罠(不良総受け)
第13章 透吾vs大和
―――――大和視点―――――
瑠希さんと別れて俺はそのまま自宅へ戻った。
汚い部屋でベットに転がるとさっきまで泣いてたのが急にアホらしく感じた。
「何やってんだ俺・・・・」
天井を見上げながら
ボーっとしながら考えた。
いつまでも俺がこんな気持ち引きずってるから、透吾さんに足元みられるんだな・・・
わかってんだよ・・・
絶対叶わない
叶いっこない
俺のこんな感情なんて
早く捨ててしまえば・・・
そしたら
瑠希さんも楽になれるのに・・・
昔みたいに・・・
瑠希さんの笑顔が・・・
みたいのに・・・
「俺・・・くそガキだな・・・」
大きくため息をついて俺はそのまま眠りについた。