ホストクラブの罠(不良総受け)
第9章 見てはいけないもの
恭平はゆっくりと抜き差しをはじめた。
そう・・・
まるで焦らすようにゆっくりと。
俺は奴の思い通り
完全に焦らされていた。
たんない・・・
全然足んない・・・
もっと動けよ・・・馬鹿!
「ふぁ・・・・あ・・・・
恭平・・・・ん・・・」
「なに?」
「も・・・・」
「ん?」
肩ごしに後ろを見ると明らかに意地悪な恭平の顔。
「何、瑠希。
もしかしてもっとして欲しい?」
「ば・・・違う・・・
そんな・・・ん」
「じゃあ・・・・抜こ」
ジュポッ
「やだ、抜かないで!
・・・・・あ・・・・・・」
抜かないでって・・・なんだよ俺。
あぁ・・・
俺の身体どうなっちまったの?
もう何度もイってる。
イキまくってる・・・。
だけど足りない。
身体が欲してる。
「ん?何?」
「抜かないでいいから・・・
もう・・・ちゃんと、動けよぉ・・・」
あぁ言っちまった。
「もっと激しくか?」
「おま・・・いちいち・・・
そんなの・・・聞くなよ・・・
・・・っ・・動け・・よ・・」
恭平が小さく笑った気がした。
背中が熱い。
キスされた部分が・・・熱い。
身体中が沸騰しそうだ・・・
「瑠希・・・可愛いな・・」
ぐちゅん!!
パチュンパチュン!!