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あなたとの夜…

第10章 正直なキモチ

「もしもし?」


「ぁ、ゆうすけ…?」


「どうした…?なんかあった?」


言わなきゃ…言わなきゃ………!



「ぁ…あたしね……やっぱり…ゆうすけとは付き合えないっ…」



ゆうすけは、はぁ…とため息をついたみたいだ


電話越しからでも聞こえる



「やっぱりな…」


「え……?」


「なんとなく…わかってた。りあに見えてるのは俺じゃないってこと…」


「っ…………」

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